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体験談:大榎コーチ
1994年Jリーグの開幕を4ヶ月後に控えた時に、ナビスコカップの試合中に右膝を捻りました。福岡ドクターにすぐに前十字靭帯損傷と診断されました。なんとしてもJリーグの開幕戦に出たかったので、人工靱帯で手術して欲しいと頼みましたが、当時すでにドクターは人工靱帯には問題があるといって請け負ってもらえませんでした。他のドクターに人工靱帯の手術をお願いしてリハビリを福岡ドクターに任せました。人工靱帯手術後のリハビリは順調で何とか開幕から試合をすることができました。ところが1年半が経過した頃に何の前触れもなく膝が急に腫れて歩くのも困難になりました。いやな感じでした。福岡ドクターによれば人工靱帯が少しずつ切れてその細かい繊維が膝に反応性の炎症を起こしているとのことでした。  
1993年に大榎選手が前十字靭帯を断裂した瞬間のテレビ画像です。
 

2回目の前十字靭帯再建術後3年目に筋力測定を行っている大榎選手です。
  膝を洗浄して治めることを5〜6回繰り返し、プレーは何とか続けることができました。冗談半分で福岡ドクターと「現役を引退したら自分の素材で靱帯を作り直す方が良いかもよ」などと話していました。何の前触れもなく膝が急に腫れるのは気持ちの良いものではありませんでした。そうしている内に2000年11月練習中に些細な捻りでボキッと音がして倒れました。ピッチの横で見ていた福岡ドクターにすくに診察してもらい、人工靱帯で作った前十字靭帯が切れていると診断されました。
数日後に今度は自分の膝蓋靱帯を使って福岡ドクターに再建術をしてもらいました。術後の痛みやリハビリは人工靱帯の時よりもむしろ楽でした。6ヶ月後には公式戦に出場できましたし、その後は急に腫れる心配もなく現在は膝に全く問題はありません。
 
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